バラエティ野菜の仲間たち

とってもユニークで愛らしい、そしておいしいバラエティ野菜の仲間たちをご紹介!

一度食べたらやみつきになるかも!?


種のないピーマン「たねなっぴー」

種のない不思議なピーマン「たねなっぴー」

種が入らないのは、花に秘密があります。

普通、ピーマンは花が咲いたときに花粉が出て、それが雌しべにつくことで種ができますが、タネなっぴーの花の雄しべからは花粉がでません。だから種が入らないのです。

加熱すると甘みが増して、とっても食べやすい♪ 種がないので時短調理にも最適!


小ぶりなフルーツパプリカ「ぱぷまる」

カラフルでかわいい「ぱぷまる」

と~っても甘くて、フルーツパプリカともよばれます。

ヘタは小さく、種も少な目で、調理しやすい♪

生でもおいしいですが、加熱をするとさらに甘くなります。


皮ごと食べられる小かぶ「あやめ雪」

紫色と白色のグラデーションが美しい「あやめ雪」

土から顔を出した部分が赤紫に色づきます。

きめの細かい実は、生で食べてもとっても甘く、薄く切ってサラダや浅漬けにぴったり!

皮は薄く、鮮やかなので、剥かずに調理します。

加熱をするとさらに甘みが増し、とろっとした食感が楽しめます。

茎もえぐみが少ないので、塩もみやさっとゆでて和え物でおいしくいただけます。



スティックタイプのカリフラワー「カリフローレ」

まるで花束の形状が可憐な「カリフローレ」

花蕾の部分が小ぶりで茎の部分が長い、カリフラワーの一種です。

長い茎の部分も食用となるため、スティックカリフラワーとも呼ばれます。

カリカリとした食感が楽しく、生でも甘みがあり食べやすいため、サラダやバーニャカウダがおすすめ。

もちろん、炒めてもおいしくいただけます。


炒め料理にバッチリ!「まー坊」

細長い形が特徴的な、なす、「まー坊」

一般的なナスは、黒に近い紫色をしていますが、マー坊はとても色鮮やかな紫色をしています。

長さは約25~30センチ、重さ約180グラムくらい、太さは約3センチしかなく、とても細く長い品種です。

加熱すると、皮まで柔らかく、トロッとした食感に。甘みがあってとってもおいしい♪

麻婆茄子からその名を取ったと言われるほど、油で炒める料理との相性バッチリです。


ころんとカワイイとんがりキャベツ「ユニコーン」

三角の形をした小さめキャベツ「ユニコーン」

極早生タイプで、普通のキャベツが1玉1300g程あるのに対し、ユニコーンは1玉700g前後と小さめです。

葉はぎゅっと詰まっていますが、食べると柔らかく、生でもパクパク食べられます。

さっと茹でてもいいですが、電子レンジで40秒~1分温めると、さらに甘みが増して食べやすい!


桃そっくり!?サラダかぶの「もものすけ」

紅色の皮が美しいサラダかぶの「もものすけ」

手でつるんと皮が剥けちゃう不思議なかぶです。

見た目も味も、桃のように甘いのがとくちょうです。

色を生かして皮ごと調理したり、皮をむいて甘さとジューシーさを際立たせたり、幅広く楽しめます。

加熱するとすぐに柔らかくなり、さらに甘みが引き出されます。

生のままサラダで楽しむ他にも、ピクルス、スープなど、いろんな調理法で味わってみてください。


おむすびの形のミニ大根「おむすびッシュ大根」


おむすびみたいなミニ大根の「おむすびッシュ大根」

上部の黄緑色の部分は、とっても甘くてジューシー!

皮をむいても黄緑色が美しく、サラダにも最適です。

白い部分は、しっかりした食感が楽しめます。

おむずびッシュ大根は、普通の大根に比べて、太くて短く、水分量が少ないのが特徴です。

そのため、炒めものや揚げ物にも向いています。


葉も茎もつぼみも全部食べられる!「アレッタ」

ブロッコリーとケールをかけあわせた「アレッタ」

見た目は、ステックタイプのブロッコリーに近く、味は、ほんのりした苦みと奥深い甘みを感じられます。

ブロッコリーよりも、しっかりした食感で、茎やつぼみは2~3分茹でると食べ頃です。

さっと茹でてから炒めても、こりこりした食感が楽しめていいですね。

ガーリック炒めがおすすめです。


くせになる食感!!子持ち高菜の「祝蕾」

高菜の仲間である、「祝蕾(しゅくらい)」

子持ち高菜とも呼ばれています。

12月ごろから時期を迎え、2~3月頃まで楽しめます。

大きな株から出てくる蕾のようなわき芽の部分を食べます。

株に近い方はコリコリとした触感があり、先の方は柔らかな歯ざわりです。

薄く切ってさっとゆでて和え物にしたり、炒めたりして、和食にも中華にも洋食にも相性バツグンです。


アスパラのような茎に菜花のような花!?「アスパラ菜」

アスパラのような茎が特徴的な「アスパラ菜」

名前とは違って、アブラナ科の仲間です。

茎の先に小さく黄色い花が可愛らしく見え隠れしていますね。まるで菜花のようです。

菜花もアブラナ科ですので、納得ですね。

茎は、シャキッとした触感が楽しめます。菜花ほど苦みは強くないため、幅広いお料理に使用できます。

炒め料理、和えものの他、グラタンやシチューなど、洋風のお料理にもよく合います。

やわらかくなりやすいので、シャキシャキ食感を楽しむためには、さっとゆでてください。


コロンとかわいい「プチヴェール」

芽キャベツとケールから生まれた「プチヴェール」

フランス語で「小さな緑」という意味があるそうです。

芽キャベツが、小さなフリルのドレスを着ているような、愛らしい見た目が特徴的です。

葉は、硬めですが、苦みはほとんどありません。

半分に切って茹で、サラダにしたりスープに入れたりすると、葉のフリルがとってもチャーミング。


太くて立派で、とろ~り甘い「リーキ」

地中海沿岸が原産のネギの仲間、「リーキ」

下仁田ネギのような太くて立派な見た目です。

ネギのような辛味は少なく、加熱すると、とろっとした甘みが楽しめます。

緑色の濃い歯の部分は、V字の切れ込みがあり、この部分には、土が入り込みやすいため、よく洗って落とすようにしましょう。

シチューやスープなどの煮込み料理、長ネギのように焼いてグリル料理の付け合わせなどに活用できます。


ボリュームたっぷりのフリルの葉「カリーノケール」

フリルたっぷりの葉が特徴的な、「カリーノケール」

ケールの仲間ですが、ケールのような苦みはほとんど感じられず、生食に向いています。

苦みは弱いのに、栄養満点。野菜スムージーを飲まれる方にもおすすめの野菜です。

サラダにする時には、硬さのある軸の部分を切り離すと、食べやすいです。

軸も刻んでスープに入れたり、炒めたりと余すことなく食べられます。